インランド・エンパイア
米映画
監督:デイヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン ジェレミー・アイアンズ ジャスティン・セロー ハリー・ディーン・スタントン
凄い、理解不能だけど、やっぱりリンチは凄い!特に今回は3時間ドップリとリンチワールドに浸りまくりで、もう脳がぐちゃぐちやになる感じだけど、他では味わえないこの感覚はやっぱりいい!
ストーリーは説明しきれないというか、理解しきれないというか、とにかくグチャグチャな話がリンチ流の衝撃的な場面転換なんかでコロコロと変化していく。前作の大傑作「マルホランド・ドライブ」はまだ自分なりにストーリーが解釈でき、楽しめたんだけど、今回はほとんどヒントすら与えられず、ドンドンストーリーが爆走していく。
お話のようなものを整理すると、ローラ・ダーン扮する女優が、ある映画への出演が決まり撮影に入る(監督はジェレミー・アイアンズ)んだけど、その映画の中の世界と現実がゴッチャになり、そこにウサギ人間やら、訳の分かんないポーランド人やらのシーンが入り乱れて、何が何のシーンが分かんないんだけど、リンチらしい不穏な映像がデジカメのザラついた映像と相まって、とにかく深~いところまで、引きずり込まれていく。
主演のローラ・ダーンは「ワイルド・アット・ハート」以来の出演で、ぶっちゃけ今さらど~なの?と思っていたけど、この不安定で不気味な映画にピッタリで、メチャメチャよかった。
シーンごとに自分なりの解釈がどんどん裏切られていくんだけど、それが快感になっていき、シーン毎に妙な感動も味わえる。ラストの大団円みたいな終わり方もなんか妙に納得。
たぶんあと5回見ても理解できないと思うけど、でもまた何回も見てしまうだろうと思う、やっぱりリンチの魔術はスゴイと再認識されられる、ホントにモノスゴイ映画でした。
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